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ふぉとなびが選ぶ William Klein (ウィリアム・クライン) 写真集ランキング |
1位 NEW YORK おすすめ度 |
残念ながら
絶版で
在庫切れです。 |
1928年、ニューヨーク生まれ。18才でアメリカ陸軍に入隊し、ヨーロッパ戦線に派遣されます。除隊後、 パリで画家レジェのもとで絵画を学びます。
1950年に画家として活動しながら写真撮影もするようになります。1954年ヴォーグ誌のアートディレクターだったアレクサンダー・リーバーマン
が彼の写真に興味を持ち、1955年からファッション写真の撮影を始め、本格的にフォトグラファーの道を歩むことになります。
そして1956年、歴史に残る写真集「NEW YORK」をパリで発刊します。 この写真集は当初あまり注目されませんでしたが、1957年フランスのナダール新人賞を受賞したことをきっかけに多くの人々に認められることとなります。
この写真集では、当時タブーであったいわゆるアレ・ブレ・ボケのスタイルを確立し、ニューヨークの何気ない日常をスナップしました。この彼のスタイルは世界的な人気を博し、日本では森山大道や中平卓馬らにも大きな影響を与えました。
その後同じスタイルで、「ローマ」(1956)、「モスクワ」(1961)、「東京」(1962)を出版、ロバート・フランクとならび現代アメリカ写真のルーツと呼ばれ、その地位を確立しました。
1965年から1978年までは写真撮影を止めて映画製作を行い、いくつかの作品を残しています。
80年代には再び写真に戻り、ファッションショーをテーマに撮影を始め、1993年に「イン・アンド・アウト・オブ・ ファッション」という映画と写真集を発表します。
写真活動を再開後は、日本をはじめ世界各地で写真展を行い、1995年にはサンフランシスコ近代美術館で「NEW YORK」を扱う回顧展が開催されました。
その写真集「NEW YORK」ですが、1995年にクライン自身の手による編集で大幅に構成をを経て再刊されたのですが、現在は絶版となっていてネットオークションや古本を探さなければならない状況です。
私が写真学校に通っていた頃、アレ・ブレ・ボケの作品を撮っていた友人が結構いました。そういう意味でも、いまだに人気のあるウィリアム・クラインの作品をぜひ再販してほしいものです。
ふぉとなびランキング2位の「Paris+KLEIN」、3位の「ポートフォリオ」誌のウィリアム・クライン特集でも、彼の写真が良くわかりますので、ぜひご覧ください。
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2位
Paris+KLEIN |
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3位
Portfolio
William Klein |
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4位
Films |
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5位
WILLIAM KLEIN
FILMS |
DVDです
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